大田区議団は、5月21日(金)区内の大田区の施設を視察し調査しました。
旧羽田幼稚園舎を活用した「おおたっこひろば」→荏原製作所跡地ヤマト開発→防災公園→民間特別養護老人ホームと老健施設→大森こらぼ大森北開発→子育て支援センターです。
「おおたっこひろば」は今年4月から旧区立幼稚園舎6箇所(全園廃止)に移され、学童と小学校の子どもたちの放課後事業、乳幼児親子事業が行われています。正規職員1人と非常勤職員7人が運営しています。
ヤマト運輸が羽田旭町の荏原製作所あとちを購入し、工事が始まっていました。後ろは、佐川急便の倉庫もあり、物流のまち、宅急便車のまちになりそうです。
防災公園は東糀谷にあります。公園はとても広く散歩のひと、近くの障害者施設の人たちが清掃をしていました。また、近隣の小学校、保育園の子どもたちが花や野菜を育てています。
防災公園内の水飲み場は車いすにも対応できる高さになっています。
民間の特別養護老人ホームは、老健施設や障害者の施設などと併設されています。特別養護老人ホームはひと月15~16万円、老健施設は40万円余との説明を受けため息がでました。介護も医療もAランク、Bランク、Cランクとお金があるなしで差別される世の中おかしいです。
大森こらぼは大森第6小学校が統廃合され、その跡に区民施設として地域の方々が中心になって運営している施設です。学童保育、中高生の交流場所の提供、区民活動、シルバー人材センター、配色サービスなど多彩に施設が活用されています。乳幼児の親子来所が多いことも特徴です。
子育て支援センターでは、ファミリーサポート事業、相談事業、子育て広場など子ども中心です。相談事業も児童相談所や保育園、学校などと連携して取り組んでいますが、内容も年々複雑になっているそうです。子育て広場は5ヶ月の赤ちゃんが5人並んでお母さん同士交流されていました。
(旧ホームページに2010年5月24日掲載)