例年5月の臨時議会は、議長、副議長、各委員会の正副委員長などの役職を選出しています。2006年までは、区議会選挙で示された区民の意思を反映させる ため、各会派の議席数に応じて議会役職を選出してきました。ですから、わが区議団も健康福祉委員長、羽田空港対策特別委員会副委員長などをつとめ役割を果 たしてきました。東京23区を見てもこのような異常な状況にあるのは大田区だけです。
ところが、2007年の区議会選挙後から、これまで、議会役職から第3党の日本共産党区議団を外しています。私たちは、特定の議員、会派を排除することは 選挙で示された区民の意思を無視するものであると考え、町会、商店会、元区議会議員の方々にも意見を聞くなど民主的ルール回復のため努力しました。
しかし、5月25日に行われた臨時議会では、同じことが繰り返されました。委員長、副委員長選挙ではわが党以外の議員は同じ名前を書くのですからすでに根 回しをしていることはだれの目にも明らかです。そして、第4党の民主党が委員長、副委員長職につきました。私たちは、最後まで奮闘し、藤原議員が副議長選 出にあたって反対の討論をしました。(添付書類参照)
(旧ホームページに2010年5月26日掲載)