大田区議会は北朝鮮の核実験に厳重に抗議する決議を採択しました


大田区議会は8日、北朝鮮の核実験に厳重に抗議する決議を採択しました。日本共産党大田区議団は各会派に決議の採択を働きかけ、全会一致で採択されました。

北朝鮮の核実験に厳重に抗議する決議

北朝鮮は、平成25年2月12日に核実験を実施したと発表した。同国は、平成18年10月、平成21年5月にも核実験を行い、国際社会はこれを強く非難し、大田区議会も厳重に抗議する決議を行った。今回、北朝鮮が国際社会の強い中止要請にもかかわらず3度目となる核実験を強行したことは、国際連合の安全保障理事会決議に明確に違反するだけでなく、国際社会の核兵器廃絶の流れに反するものであり、北朝鮮と日本、韓国及びアメリカ合衆国との間に最悪の結果を引き起こしかねない緊張状態を作り出してしまった。
日本は唯一の被爆国であり、大田区は核兵器のない平和都市であることを宣言している。平和を求める大田区議会は北朝鮮の核実験を、断じて容認することはできない。ここに厳重に抗議する。
よって、大田区議会は、北朝鮮が日朝平壌宣言及び六者会合共同声明に従い、直ちにすべての核を廃棄し、朝鮮半島の非核化に取り組むことを強く求める。
また、政府におかれては、北朝鮮が二度と核実験を強行することのないよう、厳重に抗議を行うとともに、拉致、核、ミサイル等の諸懸案解決に向けてあらゆる対応をとるよう強く要請する。
以上、決議する。

平成25年3月8日

大田区議会

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