区議団ニュース2011年5月号外―区議会の異常を正し、区民に開かれた議会へ全力をあげます


PDFファイル区議団ニュース2011年5月号外

自・公・民など 密室協議で議会役職独占

23日、改選後初の区議会が開かれ、区議会の各委員会の正・副委員長の選出が行なわれ、自民、公明、民主の3党と「立ち上がれ日本」の犬伏議員が、密室で協議し、正・副委員長を独占しました。
本来、区議会の役職は、選挙で示された区民の意思にもとづき、各党・会派の議席数に応じて配分すべきです。そのために、大田区議会も2007年までの60年間、また全国のどこの議会でも、議会の運営は各会派の合意で進めることが基本になっています。
しかし大田区では、この4年間、話し合いによる合意ではなく、自民、公明、民主の3党が密室協議と数の力で議会役職を独占するという異常な議会運営が行なわれてきました。
日本共産党大田区議団は、改選後の議会のスタートにあたり、大田区議会の異常な事態を正し、区民の意思と声が尊重される議会改革の提案を行い、少数会派との共同をすすめながら奮闘しました。

公約実現・区議会正常化に全力つくします

この間、区民のみなさんからは、「一部の党が独占し、第3党の日本共産党を除くのはおかしい」など多くの共感の声が寄せられました。区議会正常化を求める区民の世論と運動も広がりました。23日には、約70名の区民が議会を傍聴しました。傍聴者からは「区議会のあまりの異常に驚いた」「区民の声が通る議会の実現へ、多くの区民に知らせてがんばりたい」など、怒りと決意の声がたくさん寄せられました。
日本共産党大田区議団は、9名に増やしていただいた議席の力を存分に生かし、区民のみなさんと力をあわせて、選挙での公約実現と区議会の正常化をめざして、全力をあげる決意です。

正副委員長選出の結果

(2011年5月)

会派名 議席数 委員長 副委員長
自民 16 5 4
公明 12 3 4
共産 9 0 0
民主 6 1 2
たちあがれ日本 1 1 0
少数会派 6 0 0

注1)少数会派の議席数は「たちあがれ日本」以外の議席数です。
注2)委員長・副委員長は、議会運営委員会1、常任委員会5、特別委員会4、合計10の委員会に各1人づつです。

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