羽田空港増便で国交省要請「もうこれ以上耐えられない」


 4月13日、羽田空港増便(都心上空通過)問題の集会と国交省要請が行われ、大田・品川・江東・江戸川・新宿等から住民等約80人が参加しました。
 国は国際競争力の強化を理由に昨年7月、羽田空港増便のための新飛行経路案を発表しました。国際線の需要が集中する午後3~7時、南風の着陸時には美原高校付近で、離陸時には穴守稲荷駅付近で上空150mを飛行する計画です。
 集会では新飛行経路案の騒音、大気汚染、事故の危険等の不安や「経済最優先でなく命と生活を守ってほしい。計画はやめてほしい」等の声があふれました。国交省は丁寧に説明するとしながら「8月には結論を出さないと五輪まで間に合わない」という不誠実な答弁を繰り返しました。参加者は十分な説明会である教室型の説明会開催を求めました。
 大田区からの参加者が「(1945年9月)48時間退去命令を受けて故郷を奪われた。今でも騒音と危険の中で暮らしている。これ以上は耐えられない」と発言。党区議団から清水、佐藤、金子、福井区議が参加しました。

南風時に都心上空を通過(国交省ホームページの資料より作成)

南風時に都心上空を通過(国交省ホームページの資料より作成)

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