2025年7月20日執行の参議院議員選挙における大田区での開票作業の不正行為について
2025年8月13日
日本共産党大田地区委員会
日本共産党大田区議団
2025年7月20日執行の参議院議員選挙で、大田区選挙管理委員会は不在者投票者数の二重計上(選挙区2590票、比例区2588票)により投票総数と開票数に差が生じたため、架空の「白票」を無効票として計上しました。8月7日の区の記者会見における説明によれば、区はこの事態を7月22日に掌握していたにも関わらず、ネット上で指摘されるまで隠ぺいしていました。
この行為は、公職選挙法に違反する犯罪(投票増減)として刑事責任を問われかねないものです。同時に、民主主義の根幹である選挙制度への信頼を揺るがす重大問題であり、大田区および大田区選挙管理委員会は自らの責任として再発防止検討委員会(仮称)や第三者委員会の設置なども含め、集計ミスがなぜ防げなかったのか、投票数の改ざんとそれを隠ぺいし続けた判断がどのようにして行われたのか全容を解明し、区民に公表するとともに、再発の防止への具体的な対策など、区民の信頼回復に全力を尽くすべきです。
大田区議会としても、行政に対する調査権などを活用し全容解明に取り組むとともに、再発防止策の提言、区民に開かれた大田区政実現に力を尽くすことが求められます。
日本共産党大田区議団は以上の立場で、区議会議長に区議会幹事長会の臨時開催を求め、8月15日に開催されることになりました。引き続き区民から信頼される大田区政の実現に力を尽くします。
以上