日本共産党大田区議団は30日、松原区長・小黒教育長に対し、新型コロナウイルス感染症対策についての緊急要望(第18次)を行いました。川野副区長・玉川副区長が応対しました。
2021年8月30日
大田区長 松原 忠義様
大田区教育委員会教育長 小黒 仁史様日本共産党大田地区委員会
日本共産党大田区議団新型コロナウイルス感染症対策についての緊急要望(第 18 次)
保健所をはじめ大田区全庁あげて、区民の命、暮らしを守るために、新型コロナ感染対応に奮闘されていることに感謝いたします。
しかし、区内においてデルタ株の感染は若い世代、子どもたちに広がり、陽性者数も急増しています。医療機関の状況も大変深刻で、入院が必要でも自宅療養となっている方々が増加し、病状が急激に悪化し都内の自宅で亡くなる方も出ており、区民に大きな不安が広がっています。
コロナから区民の命を守る緊急要望を以下のとおり提出します。ご尽力いただきますようお願いします。記
1.「原則自宅療養」の方針を撤回するよう国に求めるとともに、臨時の医療施設の増設を進め、症状におうじて必要な医療をすべての区民に提供できる体制を東京都とともに整備すること。
2.陽性者の保護・隔離を進めるためにも、無症状の陽性者は原則ホテル療養等、支援体制の強化を図ること。
3.東京五輪開催の強行が、国民への誤ったメッセージとなり、感染爆発を招いた反省にたって、今からでもパラリンピックの中止を国、東京都、IPCに求めること。
4.PCR検査について
高齢者施設、障害者施設、保育園、学童、介護施設従事者等は1週間に1回程度、小中学校教職員と児童・生徒は1週間に2回程度のPCR検査を行うこと。
5.学校関係について
①必要に応じて、オンライン授業だけでなく、分散登校など、保護者、児童・生徒が選択できるようにすること。
②換気、消毒等の徹底をすること。教職員の負担を増やさないよう体制を整備すること。
③不織布マスクの装着を推奨し、学校で不織布マスクを提供できるようにすること。
④教職員のワクチン接種については、希望者全員に早く接種できるようにすること。以上