日本共産党大田区議団は22日、松原区長・小黒教育長に対し、新型コロナウイルス感染症対策についての緊急要望(第16次)を行いました。
2021年6月22日
大田区長 松原 忠義様
大田区教育委員会教育長 小黒 仁史様日本共産党大田区議団
新型コロナウイルス感染症対策についての緊急要望(第16次)
新型コロナウイルス感染症対策に、区長はじめ全庁が努力されていることに敬意を表します。
五輪・パラリンピック開催まで1か月になりました。緊急事態宣言が6月20日で解除されましたが、東京都の感染者は減るどころか、デルタ株の増加など新たに危険な状況です。
政府分科会の尾身茂会長などの報告書がデルタ株の影響があれば東京の新規感染者が7月末に2千人を超えると指摘しているにもかかわらず、政府も東京都知事も開催に固執し、専門家の提言を無視して、政府が、競技会場に1万人入れる方針を決めることはとんでもないことです。オリンピックは、自然災害ではなく、人間が行うイベントです。開催することで新たに重症者が増え、亡くなる方が出ることがあってはなりません。
東京都は、パブリックビューイング(PV)を中止することを決めました。区民の命と健康を守る自治体として、大田区の早急の対応を求め下記のとおり要望します。記
1. オリンピック・パラリンピック中止を国・都に求めること。
2. 大田区が行うPVやコミュニティライブサイトは中止すること。
3. 5万人から10万人が集まると試算されている聖火リレーは辞退し、セレモニーは中止すること。
4. オリンピック選手団の事前キャンプ受け入れを辞退すること。
5. 児童・生徒等の命を守るために、競技観戦を辞退すること。以上