羽田空港の機能強化に対する公開質問状を提出しました


日本共産党大田区議団と地区委員会は7日、松原大田区長に対し、羽田空港の機能強化に対する公開質問状を提出しました。

2019年8月7日

大田区長 松原忠義 様

羽田空港の機能強化に対する公開質問状

日本共産党大田地区委員会
日本共産党大田区議団

以下の事項について質問をさせていただきます。8月16日までに誠意あるご回答を求めます。

日本共産党区議団・日本共産党地区員会は7月29日に、7月30日に開催される「羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会(第1回)」について、出席される副区長は現状での羽田新飛行ルート案に反対の意見表明をするよう、緊急申入れを行いました。
しかし、7月30日の「羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会(第1回)」で大田区を代表して出席した川野副区長は「大田区としましては、引き続き双方向の対話に基づく説明会の継続実施と、落下物対策を含む安全対策や航空機騒音の軽減などの環境対策について、しっかりと取組んでいただくとともに、その検証、それから評価を踏まえた対策の徹底を強く求めます」「区議会に羽田空港対策特別委員会が設置されていまして、毎月開催されております。区民の皆様の傍聴も多く、様々な質問が多く出される現状にございます」等との発言にとどまりました。
8月5日には、党区議団を含む16名の区民・区議会議員の連名で羽田空港飛行ルート変更問題に対する要望書を「多くの大田区民の納得のないままの状況では、大田区として新飛行ルート案を容認することはできないので反対すること」と申し入れしました。
国土交通省は8月7日に「第5回首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」を開催し、羽田空港の機能強化の具体化について、関係機関での協議が行われています。

大田区として羽田空港新飛行ルート案に明確に反対することを再度要望します。機能強化によって起きる問題の対策がはっきりせず、また、区民からも様々な意見・不安が出されている現状において来年・2020年の羽田空港機能強化は到底容認できる状況にないことは明らかです。この間、大田区として反対の意見表明をしなかったのはなぜですか。大田区の見解をお聞きします。

以上

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