区民意見1382通・世論と運動で東京書籍の歴史・公民教科書を採択


 区立中学校で来年度から使用する教科書の採択が教育委員会で行われ、社会科歴史・公民が育鵬社から東京書籍に変更になりました。
 4年前、区教委はあの戦争は正しい戦争だった、憲法はGHQに押し付けられたなどを記述した教科書を育鵬社の教科書を採択しました。前回の採択以来「子どもたちに間違った教科書は、学ばせられない」と区民の方々は立ち上がり、さまざまな活動が旺盛に取り組まれました。区民意見は1382通、学校意見も全区立中学校から出されました。
 こういう中で、6人の教育委員のうち4人が、東京書籍を推薦しました。教育委員は歴史は「各時代を象徴する絵画や資料が提示され、考える力が育つ」、公民は「学習指導要領には個人の尊厳と民主主義を養うこと、平和の実現をうたっている」と推薦する理由を述べました。
 党区議団は侵略戦争など過去の誤りを認め、反省の上に立った教科書を子どもたちに学ばせることが、アジアをはじめ世界中の国々と手をつなぐことができると主張してきました。
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